ドーパミン仮説は、脳におけるドーパミンの過剰分泌が原因で統合失調症の陽性症状が出ているのではないかという仮説です。
主にD2受容体(ドーパミン2型受容体)がターゲットです。
脳はニューロンが無数につながり、電気信号でやり取りをしているというイメージがあると思います。
しかし実際には、ニューロン内部を電気信号が走り、ニューロンとニューロンの間(シナプス)を化学物質もしくは電気信号、もしくは両方で一方向に伝達します。
このシナプス間の化学物質(神経伝達物質)の分泌と受け取りがドーパミン仮説の主戦場です。
ドーパミンは神経伝達物質の一つになります。
それを受け取るのがドーパミン受容体でいくつが種類があります。
統合失調症で問題となるのがドーパミン2型受容体つまりD2受容体です。
よくこの手の話にD2受容体とやたら出てきますが、これを指すのですね。(もう少し説明してほしいですよね。)
このD2受容体の刺激が過剰になることで陽性症状が出ているのではというのがドーパミン仮説。
そしてどうやら、ドーパミンの過剰分泌は示されており、受容体の数の増加や敏感性は排除されないものの、はっきりしない。
ということのようです。
僕は、ざっくりドーパミンの過剰分泌と理解しています。
定型抗精神病薬は、このD2受容体においてドーパミンをブロックし、それが陽性症状に効果を発揮します。
また、非定型抗精神病薬では、加えて、おもにセロトニンの5-HT2A受容体をブロックしますし、
研究はドーパミン仮説にとどまらず、グルタミン酸仮説に進んでいるようです。
ドーパミン仮説は、統合失調症の一部の説明であり、全体の原因の説明にはならないのですね。
ドーパミン仮説は結構古い仮説なので。
研究もどんどん進化していますね。
今回紹介するサイトは、ニューロンとシナプスの仕組みをわかりやすく解説してくれます。
単純に脳の仕組みの理解としても興味をそそる内容です。
英語の記事ですが、グーグルクロームなどで日本語に翻訳するとよいと思います。
https://en.khanacademy.org/science/biology/human-biology/neuron-nervous-system/a/the-synapse
動画で解説するものもありました。日本語です。
こんな細かい事考えてられないよという方もいると思います。
興味本位なので、楽しくない方は気にしなくてよいと思います。

