興奮依存症

僕は興奮依存症だ。
新しいものに出会った時、
面白い場面に遭遇した時、
新しいアイデアが浮かんだ時、
好きなものに向かう時、
僕は興奮する。

その興奮度合いは凄まじく、
脳は冴え渡り、目が輝き、思わず声を上げ、テンションが高くなり、早口になる。

そして、その時間がこの上なく好きだ。
この興奮を多く味わいたいと思って生きているところがある。

そして、その興奮した際の行動力と、意欲の出方を知っており、次の興奮を待ち望んでいる。

では、興奮していない時はどうだろうか、
意欲が出ず、消極的、自信がなく、何とも楽しく無い。
興奮した時に行動できることがわかっているので、そうで無い時に行動できなくなっているのだ。
そして、興奮を求める。
興奮さえあれば、僕は動ける!と。

しかし、人間は平常時興奮していない。常に興奮している人なんていない。
つまり、興奮していない時にいかに行動するかが大切だ。

そのために興奮しすぎないことも大切なのかもしれない。

興奮任せに行動するのではなく、興奮しなくても行動する。
そのためにはきっと、自分の性に従うことが大事なんだと思う。
ついついやってしまうこと。
僕だったら考えること。見つめること。
特に興奮してやるものでは無いこれが僕の生きる道なのかもしれない。