現在執筆中の書籍から、これは広く伝えたいという部分をここに記そうと思います。
偏見・差別について
偏見は、印象に基づく偏見と実際の体験に基づく偏見があると思います。
印象に基づく偏見は、例えば、統合失調症の人が殺人事件を起こしたときに、統合失調症の人は怖いと、一部の事実から全体を想像してしまい、統合失調症の人全体の印象が悪くなるなど。
体験に基づく偏見は、例えば、電車でそわそわ落ち着かないなど、他の人とは違う動きをしていた時に、その人を怖いと思ってしまうなど、実際の体験から判断するもの。
これらは人間の正常な心理的働きだと思うので、完全になくすことはできないと思うのです。なのでこういった思いを持つ人を否定はできません。
しかしながら、良いことだとは思いません。
せめて、統合失調症の人は怖いという認識を持っていたとして、統合失調症でも怖くない人と出会ったときに、あれ?と感じてほしいなと思います。あれと感じたら、統合失調症の人が怖いというのは事実だろうかとチャットAIに聞いてほしい。
そうしない人はダメだということではなく、ただ期待します。
また、統合失調症や精神疾患、障がい者というのに対して、こういった偏見を持たれていると当事者自身も知っています。
それは、障害者手帳を提示するとき、テレビの取材を受けるとき、駅でパニックになったとき、障害者施設で働くとき、いろんな時、当事者を傷つけます。
自分自身の認識で自分を傷つけてしまうのです。実際にそれを見た人がどう思うかは関係ありません。
それに少しずつ傷つきながらも、甘んじて受け入れ、日々過ごしている。僕は大変立派な人たちだと思います。
その努力をたたえ、ここにこれを賞し賞状を授与します。


